SL 72は1970年代のアイコンとして、スタイルを追求する人々の間で共感を呼び、世界中のアディダス オリジナルスファンから根強い支持を集める定番となった。Miso Dam(@misodam)もそんなファンの一人。 Misoは、パリの街路にかかるアーチのようにバルコニーを飾る花々とともに、東海岸と西海岸のテイストを取り入れた SL 72のスタイリングをシェア。1970年代のヴィンテージスタイルから2000年代初頭の希望に満ちた雰囲気まで、数十年間のエレメントをミックスしている。レトロなパイロット トラックパンツにタンクトップ、ブティックジャケットを合わせて、ボリュームのバランスが取れたシルエットに。トレンドと伝統、シャープなカラーと落ち着いたトーンを組み合わせ、バランスの取れたスタイルを提案している。 ロサンゼルスを拠点に活躍するスタイリストとして、LA のリラックスした雰囲気と、かつてのニューヨーク生活から得たハイファッションの感性を融合。上質なアイテムと心地よいカジュアルな定番を組み合わせた個性的なスタイルは、SL 72をコーディネートするヒントになるはず。 Look 01 カラフルなレイヤードスタイル ベース:レッドのSL 72にマッチするヴィンテージスカート。 コントラスト:着回しやすいホワイトのリブ編みタンクトップを合わせて、トーンダウン。 レイヤー:アディダスのレッド トラックジャケットをプラスし、統一感のあるコーディネートに。 これは、ひときわ目を引くギンガムチェックのスカートがベース。レッドのSL 72はパーフェクトな差し色だけど、もう一つレイヤリングアイテムが必要だと感じたの。パズルの穴にぴったりハマったのは、レッドのトラックジャケット。これがコーディネートをまとめてくれた。 Look 02 カラフルでバランスの取れたスタイル ボトムス:ワイドなパイロット トラックパンツをセレクトして、ドラマティックなシルエットに。 トップス:パンツに合わせるのは、ぴったりフィットするベビーピンクのヴィンテージジャケット。コンパクトなトップスとボリューミーなパンツのバランスが絶妙。 フットウェア:コーディネートを完成させるのは、スリムでカラフルなSL 72。すっきりしたシルエットのスニーカーとワイドパンツのコントラストが、バランスの取れた印象的なコーディネートを演出。 ボリューミーなアイテムを生かした遊び心のあるシルエットにしたかったの。だから、スリムなSL 72とぴったりフィットするデザイナーズジャケットにバルーンみたいなトラックパンツをコーディネートして、パーフェクトなバランスに。 SL 72を見る SL 72をスタイリングする3つのポイント 1. モノクロのトラックスーツ:SL 72をトラックスーツに合わせれば、統一感のあるスタイリッシュな雰囲気に。ユニフォームを思わせるトラックスーツが、スニーカーを際立たせる。 2. マキシスカートとリブ編みタンクトップ:SL 72をマキシスカートとリブ編みタンクトップに合わせれば、肩肘張らずにきれいめの見栄えに。スタイルと心地よさを両立したこの組み合わせが、ニューヨークに住んでいたころ、私の街歩きの定番だった。 3. アクセントになるビビッドカラーのシューズ:足元は目立つから、私はカラフルなシューズが大好き。ビビッドカラーのSL 72をニュートラルカラーのウェアに合わせれば、コーディネートの差し色になる。 タイムレスなスニーカースタイルに役立つヒント スタイルに統一感を持たせる:シルエットやシューズなどの要素に統一感を持たせれば、タイムレスな見栄えに。 トレンドを取り入れる:トレンドを取り入れつつ、タイムレスなアイテムをバランスよく組み合わせるのがポイント。 ヴィンテージアイテムを生かす:1970年代から2000年代初頭のヴィンテージアイテムを取り入れて、エフォートレスなスタイルに。個性的なカラーリングとフィットがコーディネートを格上げしてくれる。 Misoのアドバイスを参考に、adidas Originals SL 72をワードローブに気軽に取り入れよう。 コンテンポラリーなトレンドとタイムレスなファッションを兼ね備えた、スタイリッシュでバランスの取れたコーディネートがきっと楽しめる。 SL 72を見る SL 72 OG ¥14,300 (税込) SL 72 OG ¥14,300 (税込) SL 72スタイリングのヒント ー カラフルなコンビネーション
1970年代のヘリテージを受け継ぐSL 72は、いまやファッション通に愛される名品。 パリ在住のMarine(@pretemoitaveste)に、このアイコニックなスニーカーを生かしたダイナミックでカラフルなパリジャンスタイルを紹介してもらおう。 パリの活気あふれる街並みからインスピレーションを得て、MarineがシェアするのはSL 72を取り入れた折衷スタイル。エレガントな1970年代から遊び心あふれる2000年代初頭まで、さまざまな時代のテイストをミックスしたコーディネートを紹介。パイロット トラックパンツやシックなタンクトップ、スタイリッシュなジャケットのようなヴィンテージアイテムを生かし、異素材と多様なシルエットを巧みにミックス。大胆なカラーと淡いトーンを組み合わせ、調和とバランスの取れたコーディネートに仕上げるのが、Marineのやり方。 パリ在住のMarineにとって、インスピレーションの源は地元の多様なカルチャーと活気あふれる雰囲気。洗練されたファッションとリラックス感あふれるアイテムを個性的に組み合わせたスタイルは、SL 72をコーディネートするときの参考になるはず。Marineの提案は、adidas Originals SL 72そのものの個性を、つまりヴィンテージとコンテンポラリーをエフォートレスにミックスしたスタイルを体現している。 Look 01 1970年代風コーディネート SL 72にアディダスのグリーン トラックパンツ、デニムジャケット、風合いのある中わた入りノースリーブジャケットをコーディネート。レトロなサングラスをプラスすれば、1970年代風スタイルのできあがり。 Look 02 エレガントなスタイル エレガントな印象にしたかったから、シャツとプリーツスカートをクリーム色で揃え、鮮やかなレッドのSL 72を差し色に。ベージュとレッドのコンビネーションで、洗練されたスタイルに仕上げた。 SL 72を見る Look 03 1990年代のバイブス 1990年代をテーマに、ホワイトのレーストップスにアディダスのグリーン ジャケット、ぴったりフィットするスーツパンツを合わせ、SL 72のカラーはグレーをチョイス。印象的なアイテムを生かし、スタイリッシュでありながら心地よいコーディネートに。 SL 72をスタイリングする3つのポイント 1. スカートでガーリーな印象を:多彩なスタイルをミックスするのが好きなので、ガーリーなスカートにSL 72を合わせたコーディネートがお気に入り。 2. 色で統一感を出す:SL 72はカラーバリエーションが豊富だから、コーディネートの差し色にしても、同系色をレイヤリングしてもOK。例えば、グリーンのSL 72にはグリーンのジャケットをコーディネートしたい。 3. ストリートテイストを強調したコーディネート:全身ストリートテイストが大好きだから、SL 72をアディダスのカラフルなトラックスーツに合わせて全体をまとめる。 シーン別のスタイリング DAY:友だちとふらっと出かけるときは、SL 72にテーラードパンツとヴィンテージ デニムジャケットを合わせたカジュアルなコーディネートがおすすめ。 NIGHT:SL 72にきれいめのミディワンピースを合わせ、朝方まで遊ぶときもスタイリッシュでありながら心地よさをキープ。 タイムレスなスニーカースタイルに役立つヒント スニーカーはどんなアイテムにも合う:スーツからデニム、ホワイトのシャツまで、あらゆるアイテムとコーディネートできる。実験を楽しむ:新しい組み合わせに思い切って挑戦しよう。 SL 72を見る アーカイブアイテムを取り入れる 「古着やヴィンテージアイテムが好き。人とかぶらない個性的なコーディネートにぴったりだから。インスピレーションをくれるのは、エフォートレスなスタイルが人気だった1970年代の音楽や映画。ヴィンテージは質が良くて丈夫なアイテムが多いから、サステナブルなワードローブ作りにぴったり」 Marineのスタイリングのヒントを参考に、コンテンポラリーなスタイルとクラシックなアイテムをバランスよく組み合わせよう。アイコニックなスニーカーを主役として、さまざまなシーンで活躍するスタイリッシュなコーディネートが楽しめるはず。 SL 72を見る SL 72 OG ¥14,300 (税込) SL 72 OG ¥14,300 (税込) 現代を生きて、動くためのヴィンテージ Miso Damに聞いたSL 72スタイリングのヒント
「マラソンに挑戦する」「リフレッシュするため」「健康維持」「達成感を得たいから」……。走る理由やモチベーションは、人それぞれ。そんな幅広いデイリーランニングシーンに向けて、アディダスは、ランニングシューズ「SUPERNOVA(スーパーノヴァ)」を大幅アップデートしました。 「SUPERNOVA RISE(スーパーノヴァ ライズ)」は、優れたクッショニングとスムーズな重心移動をサポートする、新たなミッドソールを搭載。より高い安定性を追求した「SUPERNOVA SOLUTION(スーパーノヴァ ソリューション)」、エントリーモデルの「SUPERNOVA STRIDE(スーパーノヴァ ストライド)」も展開し、ファンランナーやランニングビギナーの足元を快適にサポートします。 毎日走りたくなる“心地よい走り心地”を目指したSUPERNOVAについて、adidas 直営店 Running Expertの松本陽平と、adidas 直営店 Running Specialistの佐藤百香が、詳しく解説します。 ―― SUPERNOVAは、どのようなコンセプトでアップデートされたのでしょうか? 佐藤百香(以下、佐藤)月に1〜2回、あるいは年に数回程度走るようなファンランナーなど、日常のランニングをより快適に楽しめるようなシューズとしてアップデートされました。 松本陽平(以下、松本)僕自身、初めて履いたときに「すごく気持ちいいな」という印象を受けました。例えば、ダイエットや健康維持目的で走る方は、そもそもランニングに対してネガティブな印象を持っている場合も多いと思います。そうした方たちを「走りたい」と前向きな気持ちにさせてくれるようなシューズです。 ―― SUPERNOVAは、走ることを楽しむための「心地よさ」を提供するデイリーランニングシューズとして発表されました。快適な走り心地を実現するために、どのような機能性を備えているのでしょうか。 佐藤SUPERNOVAは、「RISE」「SOLUTION」「STRIDE」など5種類を展開しています。 まず、RISEは推進力とサポート性に重点を置いたシューズで、足入れした瞬間に足を包み込むような柔らかさを感じられます。また、スムーズな重心移動や推進力をサポートするミッドソールを搭載しているため、自然と足が進んでいく感覚を味わえる一足になっています。 松本SOLUTIONはより安定性を求めたモデルで、実際に履いたときの印象としてRISEよりも程よい硬さがあると感じました。疲れてくると、脚が内側に倒れ込みやすいのですが、それをサポートしてくれるような機能性を感じました。 STRIDEは、RISEとSOLUTIONの両方の要素を含んだエントリーモデルになります。ランニングビギナーにむけて、価格帯もお手頃価格になっており、「どのシューズを選んでいいのか分からない」という方でも、手に取りやすい一足となっています。 ―― 今回展開している3モデルには、新素材の「ドリームストライクプラス」が採用されました。こちらは「ADIZERO(アディゼロ)」に使用されているミッドソール素材「ライトストライク プロ」をヒントに開発されたそうですね。 松本僕の感触としては、ライトストライク プロよりギュッと詰まっているようなイメージですね。ランニングビギナーにとって柔らかいクッションは、ぐらついたり、怪我のリスクが高まったりする可能性もあります。 ドリームストライクプラスは、グニュっと沈み込むような感触はなく、柔らかさと程よい硬さの両立が取れているので、それが快適な走り心地や安定感につながっていると感じています。 ―― RISEは「サポート ロッド システム」、SOLUTIONは「スタビリティ サポート ロッド」とそれぞれ異なるロッドを採用しています。どのような違いがあるのでしょうか? 松本ADIZEROシリーズなどに使われているカーボンやグラスファイバーと比較すると、サポート ロッド システムは程よい柔らかさがあり、過度な反発や異物感が抑えられています。カーボン搭載シューズに慣れていない方にも使いやすい、推進力と安定感のバランスが取れた一足になっていると思います。 佐藤走り始めで筋力があまりないランナーの場合、ロッドが硬すぎると接地時にうまく曲がらず、反発につながりにくいといったこともあるのですが、私のようなファンランナーでも扱いやすく、ちゃんとバネに変えやすいと感じました。 松本スタビリティ サポート ロッドはさらに安定性を追求し、内側が盛り上がるような形状になっています。これによって、「オーバープロネーション」と呼ばれる、着地時に足が内側に倒れ込む状態を防いでくれます。 SOLUTIONについては柔らかさと安定感を兼ね備えているので、非常に提案しやすい一足に仕上がったのかなという印象があります。 ―― RISE、SOLUTIONに採用されたアッパー素材「エンジニアード サンドウィッチ メッシュ」はどのような特徴があるのでしょうか? 佐藤履いた瞬間に、足全体を包み込むような柔らかさとサポート性を感じました。足の形状にフィットする感じがとても快適だなと思います。 松本例えば、ADIZERO JAPANやADIZERO ADIOS PRO3などレース用のモデルはメッシュがとても薄いのですが、それに比べると肉厚なアッパーになっていて、包みこまれるような気持ちよさを体感できます。 ―― RISEは2023年12月に先行販売されましたが、試着したユーザーからはどのような声が届いていますか? 佐藤他のシューズだと「高さがあって怖い」「ミッドソールが硬い」と話していた方でも、RISEに関しては立ち上がったときの感触の心地よさ、足入れしたときの“第一印象”がすごくいいという声がありました。 松本接地面積を広く取っており、柔らかさもありつつグラつきにくい設計なので、ランニングビギナーのファーストシューズとして扱いやすいのかなと思います。 ―― エントリーモデルのSTRIDEはどのようなユーザーにおすすめしたいですか? 佐藤ランニングを始めるにあたり、「シューズに何を求めればいいのか分からない」という方にこそ、ご提案したいです。アッパーの素材はやや硬いので安定性もありますし、柔らかいクッショニングも感じられるので、ランニングビギナーにおすすめしやすいシューズです。 松本EVAが搭載されているからか、履いたときには「ちょっと硬いな」という印象もありました。ただ、硬いということは安定感や耐久性にもつながりますし、これからランニングを始める方にはおすすめのシューズです。 初めてランニングシューズを履く方はまずこの一足から始めていただき、走るなかでご自身の悩みやニーズが分かってきたら、それに対応するシューズへとステップアップしていくのがよいでしょう。 ―― 実際に走ってみて感じた、それぞれのモデルの良さを教えてください。 佐藤個人的には、RISEが一番合っていました。接地したときに、ボールのようにコロンと進むような感覚があり、緩やかなペースで楽しく走ることができました。 途中でSOLUTIONに履き替えた際、私は筋力があまりないので「ちょっと硬いかな」という感覚もありました。ただ、足が疲れてきたときに安定感を強く感じられたので、どちらも私にとってメリットがあるなと感じました。 松本RISEの柔らかいクッション性は「そのまま履いて帰りたいな」と思うくらい印象がよかったですね。最近はあまり走っていないのですが、自分で購入してまた軽く走ろうかなと思えるようなシューズでした。 個人的に、安定性に優れたスタビリティモデルのシューズが好きなのですが、どうしてもミッドソールが硬すぎる面も気になっていました。ただ、SOLUTIONは適度な柔らかさと安定感を両立していて、今までにあまりなかったバランスのシューズだと感じています。 STRIDEはやや硬さがある分、走った後にそのまま自重トレーニングをするときも、足元をしっかり支えてくれるので重宝すると思います。 佐藤私は女性を接客する機会も多いのですが、シューズのデザインを気にされる方も少なくありません。今回のモデルは履いたときにスマートに見えるので、気に入っていただけるのではないでしょうか。 シュータンがシューズと分かれていて、足幅の広い方でもご自身で調整して履ける点もポイントだと思います。 ――最後となりますが、ご来店される方にメッセージをお願いします。 佐藤履いていただければ分かるこの快適さ、一歩踏み出す楽しさをぜひ感じてもらいたいです。これからランニングを始める方も多いと思いますが、カラー展開も増えているので、ご自身の好きなカラーから入っていくのもおすすめです。 松本足入れしたときの「気持ちいい」という感覚はぜひ体感してもらいたいですよね。ぜひご来店していただき、気軽にご相談してください。 (執筆:荘司結有 編集:ノオト) <プロフィール> 松本陽平 adidas 直営店 Running Expert アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK勤務 佐藤百香 adidas 直営店 Running Specialist アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK勤務 取り扱い店舗 ・アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK・渋谷・原宿 ・アディダス ブランドコアストア 銀座・池袋・お台場・横浜・札幌・名古屋・大阪・EXPO・京都・福岡・軽井沢・鹿児島